ロシア南部クラスノダール地方のヴェニアミン・コンドラチエフ知事は、ロシア議会下院国際問題委員会のレオニード・スルツキー委員長と会談した中で、この計画について明らかにしたとのこと。
コンドラチエフ知事は、クラスノダール地方は農業とリゾートの地域であり、我々にとって外国人観光客は重要なものだと述べた。また、ソチはすでに長年にわたり、国際レベルのリゾート地となっていると指摘した。
そこで知事は、国際問題委員会の支援の下、クラスノダールの空港で統一シングル電子ビザの発給システムを導入したいとの意向を明らかにし、これにより外国人観光客や企業家らを地域のリゾート地への訪問を簡素化することができるとの期待を表した。
スルツキー委員長はこの発案を支持し、このシステムはソチでも良好に機能するはずであるとの考えを示した。クラスノダールは新型コロナウイルスの感染防止対策において大きな成功を収めており、ワクチンの接種も大々的に進んでいることから、人々は休暇先としてこの地に訪れようとしていると述べた。
また委員長は、電子ビザの導入などによって、こうした観光客の招致を支持する必要性を指摘した上で、連邦レベルの担当省庁の努力を結束して問題の解決に当たっていくと言明した。
2018年、ソチと日本の山口県長門市は、姉妹都市協定を結んでいる。
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