同氏は、「これは人々の中にウイルスが広まるおそれを示したはじめての兆候だったといえる」と強調した。
同氏に研究所職員の妻が亡くなったことについて知らせたのは、当時、武漢研究所に勤務していた人物だった。
世界保健機関(WHO)は3月、同機関の国際専門家チームが新型コロナウイルスの起源を解明するために武漢を訪問した際の報告書の全文を発表した。その報告書では、武漢ウイルス研究所から新型コロナウイルスが流出した可能性は「極めて低く」、新型コロナウイルスはコウモリから別の動物を介して人間に感染した可能性が高いと述べられていた。
関連ニュース