日本LGBT法案 超党派は今国会成立目指す意思確認

© REUTERS / Joao CastellanoLGBT旗
LGBT旗 - Sputnik 日本, 1920, 01.06.2021
サイン
日本のLGBT法案を推進する超党派の議員連盟は31日の会合で、今国会成立を目指して各党の幹部に働きかけることで一致した。NHKが報じた。

LGBT(性的マイノリティーの人たち)への理解を促進する法案をめぐっては、自民党は20日に開いた審査会議で慎重な意見が相次ぎ、了承を見送っており、28日には佐藤勉総務会長が今国会への提出を断念する意向を表していた。

NHKの報道によれば、これを受けて31日、LGBT法を支持する超党派の議員連盟は会合後の記者会見で、最後まであきらめずに今国会成立を目指すことを確認したと表明した。また同日、自民党本部前ではLGBTの権利を守る「東京レインボープライド」の代表らが集まり、自民党が今国会の提出を断念したことに抗議した。

LGBT法案は、同性婚を認めないのは違憲とする札幌地方裁判所のセンセーショナルな判決を受け、稲田朋美元防衛相をはじめとする与党議員らが、東京オリンピックまでに成立を目指して、成立を加速している。

関連ニュース

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала