名称の変更は、新型コロナウイルスの既存のおよび「懸念される」4つの変異株を簡単に理解しやすくするために行われるという。また、最初に新株が確認された国名を取ることで差別的な表現をもたらしていたが、こうした慣行を回避することが可能となる。
WHOのウェブサイトで更新された新たな表記システムによると、英国型(B.1.1.7)は「アルファ株」、南アフリカ型(B.1.351)は「ベータ」株、ブラジル型(P.1)は「ガンマ」株、インド型(B.1.617.2)は「デルタ」株と呼称される。
Today, @WHO announces new, easy-to-say labels for #SARSCoV2 Variants of Concern (VOCs) & Interest (VOIs)
— Maria Van Kerkhove (@mvankerkhove) May 31, 2021
They will not replace existing scientific names, but are aimed to help in public discussion of VOI/VOC
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これらの新しい表記は、重要な科学的データを伝え、今後も研究に活用していくものであり、これまでの表記を排除することはないという。
WHOは、既存の表記指定に携わる専門家、ウイルス分類学の専門家、研究者、および国家当局の代表者をなど、世界中からの専門家グループを招集し、協議を行った。