聯合ニュースは、先月24日から開催されている第74 回世界保健総会で発表された北朝鮮の声明を引用した。
ワクチンを入手することさえできない国々がある一方で、一部の国は必要以上にワクチンを購入し、蓄えている。こうした不公平な現実は、明らかにワクチンのナショナリズムを導いている。
北朝鮮政府は世界保健機関(WHO)に対し、世界でワクチンを公平に分配するよう支援を求めた。
北朝鮮はWHOのワクチン公平分配の国際的な枠組みである「COVAXファシリティ」を通じて約170万回相当分のワクチンを受け取る予定だったが、供給が遅れている。
北朝鮮は現在も、コロナウイルス感染者はいないものの、厳しい感染防止策を継続している。