日本の加藤官房長官は4日の記者会見で、尖閣諸島の周辺海域での中国当局の船の航行が112日連続となったことを受け「極めて深刻な事態だと認識している」と述べ、「引き続き、冷静かつ、きぜんと対応していく考えだ」と指摘した。
汪氏はブリーフィングで「釣魚島は中国の固有の領土だ。釣魚島周辺海域での中国海警局の船のパトロールは、主権を行使するための中国の合法的な措置だ。我われは日本に対し、釣魚島をめぐる問題で自制を示し、中国側に歩みより、東シナ海の平和と安定を共同で維持することを求める」と述べた。
4日、尖閣諸島周辺の接続水域で中国当局の船4隻が確認された。尖閣諸島の周辺海域での中国当局の船の航行は、2012年に日本政府が尖閣諸島を国有化して以降最長の112日連続となった。
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