バル=イラン大学および米国立ヘルス研究所の研究者グループは、タンパク質SIRT6の増加が長生きを促進し、腫瘍に対する対抗性を強化することを明らかにした。
バル=イラン大学のハイム・コーエン博士は、人間の場合、このタンパク質の増強が平均で約120歳まで寿命を延ばす可能性があると指摘した。
コーエン博士は、「この解明はSIRT6が老化速度をコントロールしていることを示している。つまり、その活力向上が潜在的に老化を予防する可能性がある」と語った。
しかし、現在、 マウスの成功を人間に当てはめるためのツールは存在しておらず、同研究者は2~3年後には彼の研究室がこの課題を克服していることを期待している。