同医師によれば、歯の問題は不便なだけではなく、危険な病気を発症させるという。まずはじめに指摘したのはカリエスによる頭痛についてで、これは末梢神経を傷つけることがある。また、頭部の痛みにより歯のかみ合わせが悪くなるおそれがある。歯の並びが悪いと、その隙間にバクテリアが繁殖し、それらは炎症を引き起こす中で心臓に障害を発生させることになる。
歯に関連したもっとも危険な影響としては消化器系のトラブルがあげられ、いくつかのケースでは、このことが消化管の腫瘍発症を引き起こすことさえある。
歯に関連した問題を回避するためには、同医師は半年に1度は歯科医で検査を受けることを推奨する。ミャスニコフ医師は、歯茎でも感染症が進行するおそれがあることから、乳歯に注意をはらうよう促した。
この間、通信社スプートニクは、高齢者の毎日の活力と歯の本数に関連があることを明らかにした最新の研究について紹介している。