カービー報道官はこの決定について、LGBTQコミュニティの職員や代表者等に対する敬意と尊敬に影響を与えるものではないと指摘している。
国防総省の決定は国務省の決定と矛盾していることが指摘されている。報道によると、アントニー・ブリンケン国務長官は4月、外交関係施設では合衆国の旗と並んでレインボーフラッグの掲揚を認めた。一方、マーク・エスパー前国防長官(当時)は2020年、軍事施設で掲揚が許可される旗のリストを公開したが、そこには南北戦争で合衆国に敗れた未承認共和国「アメリカ連合国」の旗とレインボーフラッグは含まれていなかった。
ジョー・バイデン氏は大統領選中、「アメリカ連合国」の旗を禁止した国防総省の決定を支持していたが、レインボーフラッグの禁止については批判し、この権利を復活させると約束していた。
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