グロッシ事務局長は、福島事故原発の処理水の海洋放出にあたって日本政府側からIAEAに支援要請があった事実を繰り返した。
「IAEAはこれに同意しており、同計画のモニタリング、安全分析、透明な遂行に支援を行う。この支援は処理水を放出する前と後で行われる他、プランニング、組織、実行はすべてIAEAが行う。支援はIAEA事務局の指導の下で、同地域も含め、IAEA加盟国から推薦された、国際的に認知された専門家グループによって行われる」グロッシ氏はこう述べた。
IAEAはこのプロセスでは信用醸成のために適宜情報を提供していく。
4月、IAEAの調査団の活動に韓国も参加することが明らかにされている。