インド保健省の最新データによると、同国でパンデミックが始まった昨年3月以降、インドでは新型コロナウイルスの感染者が累計2910万人確認され、2760万人以上が回復し、35万9000人以上が死亡した。治療を受けている人は 110 万人に減少した。
死者数の増加は、ビハール州で行われた死者数の再集計に関係している。ビハール州で形成された医療チームは、2月に始まり5月に終わったパンデミック第2波の時期にコロナでさらに3951人が死亡していたことを確認、これが統計に加えられ、死者数が増加した。
パトナ高等裁判所は、地方政府がパンデミック中の正確な死者数を隠蔽しているとのマスコミ報道を受け、データの再集計を要請、医療チームが調査を行った。
なお、医師らは、インドではすでに2週間にわたって1日のコロナ感染者数が20万人未満となっており、これは第2波の収束を物語っていると指摘している。