個人情報を盗んでいたのは中国のオンラインモール「淘宝網(タオバオワン)」の社員で顧問役の男。男は、2019年から、クライアントのサービスで使用するために10億件以上のアリババのユーザーの個人情報をダウンロードしてきた。
中国の司法はこの男と男の雇用主に対し、3年以上の懲役および合わせて45万元(775万円以上)の罰金を言い渡した。
一方でアリババ・グループは顧客情報は売却されておらず、ユーザーは漏洩による経済損失を蒙っていないことを明らかにしている。
ブルームバーグの報道によれば、今回の情報漏洩は中国政府側からアリババ、テンセント、美団といったインターネット大手が毎日のようにユーザーから得ている情報の配列の所有、処理に対し、中国政府が厳格な管理をしく中で発生している。