今月15日、千葉県館山市の港で、岸壁を沿ってゆっくり泳ぐ生き物が地元住民らによって目撃された。
体長は約4メートル。泳ぐ様子の撮影に成功したツイッターのユーザーらはこぞって驚きをあらわにしている。
館山湾に生きてるメガマウス‼️
— シークロップダイビングスクール (@seacrop_ds) June 15, 2021
迫力ヤバ‼️ pic.twitter.com/0DgtKRkByo
メガマウスは太平洋やインド洋などの深海に生息する、最大で全長7メートルにもなる巨大サメ。世界中でも200例ほどしか見つかっておらず、詳しい生態は分かっていないことから「幻のサメ」とも呼ばれているそうだ。
まさか生きてるメガマウスが
— 足の折れたシビック (@kibamiwhite_r) June 15, 2021
お目にかかれるなんて… pic.twitter.com/96akvHW33q
専門家は「これほど岸の近くに来ることはない。体のあちこちが白くなっているので、傷ついて弱ったために岸に近づいてきたのかもしれない」と分析している。ともあれ、幻のサメを近場で見ることができた人はかなりラッキーだったといえよう。