北朝鮮は軍事クーデター後、困難な状況にあるミャンマーへの国連人道支援に30万ドルを拠出した。北朝鮮が外国への支援金を支払うのは2005年以来、実に16年ぶり。コリア・タイムス紙は、北朝鮮とミャンマーは良好な外交関係にあると指摘している。
ミャンマーには北朝鮮の他に韓国、西側諸国の数か国も支援金を拠出しているが、中でも最大の拠出は米国の2300万ドル超。
世界でも最貧国の列に並ぶ北朝鮮が外国への支援金を出すのは極めて珍しい。6月16日、金正恩氏は飢饉が起きる恐れがあると警告を発した。その前の時点で正恩氏は、自国が現在「史上、最大の困難」に直面していると指摘していた。
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