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化粧品の命にかかわる危険性が明らかに

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メーク - Sputnik 日本, 1920, 20.06.2021
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米国とカナダで販売されている化粧品の多くに、深刻で命にかかわる病気を引き起こす潜在的に有害なクラスの高濃度のPFAS(ペルフルオロアルキル物質およびポリフルオロアルキル化合物)が含まれていることを学者らが発見した。研究結果が、学術誌エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー・レターズに掲載された。

学者らは、コンシーラー、ファンデーション、マスカラ、アイブロウ、口紅などを含む231品目の化粧品をテストした。結果、ファンデーションとアイメイク用製品の56%、リップメイク用製品の48%、マスカラの47%に高濃度のフッ素が含まれていることがわかった。

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テストされた8つのカテゴリーのうち、ファンデーション、マスカラ、リップメイク用製品は、高濃度の総フッ素(1平方センチメートルあたり0.384マイクログラムまたはそれ以上)を含む製品の割合が最も高かった。

総フッ素濃度が高い20製品を含む29製品をガスおよび液体クロマトグラフィーを用いたタンデム質量分析計で分析したところ、PFAS濃度は、製品の重量1グラムあたり22〜1万500ナノグラムの範囲だった。PFASの前駆体であるアルコール、メタクリレート、リン酸エステルなどを含む有機フッ素化合物が、最も頻繁に検出された、。

テストされた大多数の製品の成分表示ラベルに、フッ素化合物が記載されていなかったという。PFASは、人体に蓄積する傾向がある持続性のある有害物質。研究は、フッ化物を含む複数の化合物を、腎臓がんや精巣がん、高血圧、甲状腺疾患、出生時の低体重、子どもの免疫系障害に関連づけている。

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