韓国では、7月1日からは首都圏で「5人以上」の集まりが可能になる。2週間で動向を探った後、「8人以上」の集まりが可能になる見通し。首都ソウルでは2020年12月23日から、その他の地域では今年1月から5人以上の集会が禁止されていた。
また、保健福祉省によれば、7月からは警戒レベルの基準をこれまでの5段階から4段階に簡素化する。首都圏では警戒レベル「2段階」、それ以外の地域ではレベル「1段階」となると予想されている。
ソウルでは、ナイトクラブ、バー、その他の娯楽施設の営業を再開する。現在22時までの営業となっているレストラン、カフェ、ジムは深夜まで営業が可能となる。また、コンサートやライブでの観客上限は5000人となり、デモなどの集会には最大99人が参加できるようになる。
韓国では今年2月26日から新型コロナワクチンの接種が始まった。接種の普及に成功したため、対策が緩和されることとなった。20日の時点でおよそ1500万人、国の人口の29.2%が、ワクチンの初回接種を受けた。