ローレル・ハバード選手(43)は、五輪に出場する初のトランスジェンダーの選手となる。ニュージーランドの五輪委員会の発表によれば、彼女は女子87キロのカテゴリーに出場する。
ハバード選手は、「嬉しく思うと同時に私を支援してくれた多くのニュージーランドのみなさんに感謝したい」とコメントした。
現在まで批評家らは、スポーツ大会にトランスジェンダーの選手らが参加するのは公平と言えるかと論争している。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)自体は、すでに2015年にこうした選手らの出場を承認している。
17日、ファッションブランドのヴィクトリアズ・シークレット社は、数十年来、豪華な衣装とハイヒールでランウェイに登場してきた自社の「天使」を拒否。彼女たちに代わり、サッカー選手のミーガン・ラピノー選手や南スーダンのモデルで難民のアドゥート・アケチ氏、また、トランスジェンダーのモデルであるヴァレンティーナ・サンパイオ氏が登場した。