同行の予測によると、欧州の指標原油であるブレント原油の価格は、2022年までに、2014年半ばまでの水準だった1バレル100ドルまで上昇する。
取引データによると、ロシアのウラル原油の価格は、2021年2月以降に60ドル(約6600円)を超え、6月以降には70ドル(約7700円)以上となり、現在は1バレル74ドル(約8150円)となっている。
バンク・オブ・アメリカの専門家らは、原油価格が100ドルを超える理由を3つ上げている。
- 各国でのロックダウン終了後に需要が拡大。
- ロックダウン中に公共交通機関への信頼性が低下し、自家用車の需要が成長した。
- ソーシャルディスタンスは、人口移動の増加につながる可能性がある。
同行は、原油の平均価格は2021年末までに、1バレル68ドル(約7480円)まで上昇すると予測している。