同テレビはドゥテルテ大統領が語った「私を誤解しないで欲しい。フィリピンは危機に瀕している。全国レベルの非常事態だ」との発言を伝えた。
ドゥテルテ大統領は、誰もがウイルスの媒介となり得るため、ワクチン接種は必須であると説明。接種を拒否するフィリピン国民に「憤慨している」と語った。
フィリピンではコロナワクチンの集団接種は3月に始まっており、当局は2021年末までに国民の5-6割に接種を完了したいとしている。
5月、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は中国の国有企業「中国医薬集団(シノファーム)」が開発した新型コロナウイルスワクチンを非公開で接種した。