バラノバ氏によると、肺の上皮細胞は通常、ガス交換を行っており、そのために肺胞は有用物質の特別な混合物を生成しているが、新型コロナウイルス感染症の場合、細胞は単にその生成を拒否する。
バラノバ氏は、現在、肺の機能は、2020年初旬よりもはるかに速いスピードで損なわれていると指摘している、
同氏は、のちに肺の上皮細胞が炎症性サイトカインや「その他のいまわしいもの」を形成し始めるとしている。
インド型(B.1.617)は、昨年10月にインドで初めて検出され、その後、B.1.617.1、B.1.617.2(「デルタ」)、B.1.617.3の3種類のサブグループが発見された。これらはスパイクタンパク質のいくつかの変異が異なり、それぞれさまざまに世界中で拡大している。