抗体確認のための検査システムは、広く普及しているELISA(酵素結合免疫吸着法)技術をベースとしている。血清調査の過程では動物の体内で新型コロナウイルスに対して作られた特殊な抗体だけが把握される。発表によれば、血液検査で抗体が確認された場合、それらによって発色反応が生じるという。
この検査方法は、家畜(猫や犬)、農場動物(豚)、毛皮獣の生物学的サンプルの研究でテストが行われる。
専門家らは、「この検査システムは複数種に対応している。つまり、これらすべての動物種の血清を分析できるように設計されている」と強調する。また、検査システムは、コロナウイルスの感染によって作られた抗体と、同じくワクチン接種によって生じた抗体を検出できる汎用性を有している。
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