調査によれば、2020年は初めて世界の成人人口の1%以上が富裕者となった。財産を増やす要因となったのは有価証券市場の回復、不動産価格、資産の値上がりで、経済支援や中央銀行の金利安もこれに貢献した。
世界全体の富裕者の財産も7.4%増えている。
While many poor people became poorer, the number of millionaires increased during the pandemic. https://t.co/MKwltmGXty
— BBC London (@BBCLondonNews) June 23, 2021
21世紀の初めから資産額が1万ドル(110万円)から10万ドル(1107万円)の人口は3倍以上増え、2000年の時点で5億700万人だったのが、2020年半ばには17億人になっている。調査元は資産の上昇について、「発展途上国の、特に中国の経済の繁栄とそうした諸国でのミドルクラスの拡大」が反映したものと指摘している。
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