ビルを建てたのはBroad Sustainable Building(远大可建科技)。同社がリアノーボスチ通信に語ったところによれば、工場ではあらかじめ建材モジュールが製造され、それに壁、窓、ドア、内装、ビルの外装、エレクトロニクス、スマートホームのコントロール用コミュニケーションシステムまでがついている。建設現場でしなければならないのは基礎を作り、その上にモジュールを組み立てる作業だけ。
建設会の発表には「ビルは極めて安全性が高く、マグニチュードクラスの地震やスーパー台風にも耐えうる」他、建材には耐食性があり、1000年以上はもつと豪語されている。
中国ではこうしたスピーディー建設はある程度は10年ほど前からトレンドで、中南部の長沙市では2011年の段階で、30階建てのホテル建設がわずか15日間で、6階建ての寮が5日で建てられている。武漢市でもパンデミックが始まった当初、10日間でコロナ感染患者を収容する病院が建てられている。
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