フォックス・ニュースによれば、奇病に罹患したのは60歳の男性で、5月に高熱がで、神経に異常をきたしたため、病院に運ばれていた。
男性を診た医師団は、ジェームズタウンキャニオンウイルス(JCV)と診断。この病気は極めて珍しく、鹿などの野生動物をさした蚊を媒介して感染症をおこす。ウイルスの主な症状は頭痛、倦怠感、咳、のどの痛みや鼻づまり。
ブニアウイルスのカリフォルニア血清型に属し、蚊を媒介して人畜共通感染症を来す。北米に広く分布するがヒトでの感染は稀
大方は症状がでないまま、または軽度の症状で済むが、非常に稀な例としてヒトの中枢神経系に及んでしまうと、最悪の場合は死に至る。