アリエフ大統領は26日、首都バクーにあるゴレスターン宮殿で軍隊の司令官らと会談し、協議を行った。アゼルバイジャンでは6月26日が軍隊の日に指定されている。会談の中でアリエフ大統領は次のように発言した。
アゼルバイジャンは今後も強力になる、それは間違いないことをアルメニアは理解する必要がある。加えて我々の軍事力も増強される。戦後、しかるべき指令を発出し、新しい契約に署名し、最新兵器や最新技術を使用した武器の購入手続きが始まった。我々の軍事力と軍隊は今後も増強される。
アリエフ大統領によると、アゼルバイジャンは「第2次カラバフ戦争の結果とプロセスを分析」し、それに応じて軍事力を強化するという。
アリエフ大統領は隣国アルメニアに対し、次のような言葉を投げかけた。
アルメニアは我々に対する攻撃的政策を放棄しない限り、破壊された軍隊を再建できないだけでなく、経済的活動も再開できない。
また、アルメニア側には国境地帯の脱軍事化に向けた作業グループを共同で設置する必要性を指摘し、国境策定に向けた動きを進めることを提案した。