欧州委員会の報道担当者は「EUは、『東方パートナーシップ』への参加停止というルカシェンコ政権の決定を悔やんでいる」と語った。
同氏は「この決定はベラルーシをさらに孤立させるだけだ」と述べたものの、「EUは、この枠組みにおいてベラルーシの人々と協力し続けるために門戸を開き、ベラルーシの人々と市民社会を引き続き支援していく」とした。
ベラルーシ外務省は28日、EU主導の「東方パートナーシップ」への参加停止を表明した。
「東方パートナーシップ」は、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、グルジア、モルドバ、ウクライナの6カ国との関係を深め、強化することを目的としたEU主導の枠組み。ベラルーシのウラジーミル・マケイ外相は5月、ベラルーシに対する制裁の拡大を受け、「東方パートナーシップ」へ参加する意味を失う可能性があると示唆していた。