首相官邸によると、会議では、宇宙基本計画工程表の改訂に向けた重点事項が決定された。
NHKなどの日本のマスコミによると、 重点項目には、多数の小型衛星を連携させて災害時の被災状況の迅速な把握などを可能とする日本独自の「小型衛星コンステレーション」の構築などが盛り込まれた。
また、火星の衛星「フォボス」から岩などのサンプルを地球に持ち帰る日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)の世界初となる計画の着実な推進なども明記されたという。
菅首相は会議で「宇宙は、人々に夢や希望を与えるフロンティアであると同時に、将来の経済・社会を支える基盤となるものだ」と述べた。