Appleの弁護士らは内部関係者やブロガーに向け、未発表の電子機器に関するデータの流布を止めるよう求める書簡を送付している。Appleは情報の「リーク」は同社のライバル企業らに専有情報を入手させ、消費者を惑わせることにつながると強調している。
そうした警告を受け取った中のひとり、Kangというニックネームで知られる中国のネット内部告発者は、自身はApple社に対して何の義務も負っておらず、情報漏洩への報酬も受け取っていないためApple社の要求に応じるつもりはないとしている。
これまでAppleは未発表のデバイスに関する情報が誇張されても関知せず、発表前の新作スマートフォンやコンピュータ、タブレットへの関心をあおってきた。ところがスマートタグ「AirTag」などはそのプレゼンテーションの数年前にインサイダーらによって存在が公表されており、2月には春にプレゼンされるはずの新作の全貌がネット上で暴露された。また前日も新しいiPhone 13のデザインが流布されている。
関連ニュース