データによれば、昨年の再生可能エネルギーの生産は最大105万2582キロワット時(GWh)に増加し、化石燃料の生産を2万9994 GWh上回った。2019年のこの数量は97万9866 GWhで、1990年は30万3279 GWhだった。
昨年、EUの化石燃料の生産は9.8%低下し、過去30年でもっとも低くなり、2019年の113万3402 GWhから2020年には102万2589 GWhとなった。1990年の同指数は122万6156 GWhで、2007年にはピークに達し158万4005 GWhとなった。
石油および石油製品からの急激な転換、また天然ガスの緩やかな減少は前年の傾向とは大きく異なる。
2020年の中間データは、石油および石油製品の使用が前年の2019年との比較で12.9%低下したことを示している。この指数は2005年の同数比で23.1%下落したことを示している。天然ガスの場合、2019年比での下落は2.6%、2005年比では8.9%だった。
褐炭および歴青炭の使用は、このエネルギー資源の放棄政策と合いまったパンデミックの結果から急激な低下傾向が続いている。2020年の中間報告は前年比で褐炭20%、歴青炭18%の減少を示している。2005年から2020年では歴青炭の使用は2倍以上(51.2%)の下落を見せ、同じく褐炭によるエネルギー生産は44.9%低下した。
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