共同レポートには「少なくとも2019年半ばから2021年初頭までの間にロシア連邦軍参謀本部情報総局、26165 部隊は、世界中の数百の官民施設に大規模な分散型、匿名型の総当たり攻撃のハッカー攻撃を仕掛けようとKubernetesクラスターを使用していた」と書かれている。
「この試みは恐らく未だにつづけられている」とレポートは確信を込めて書いている。
ハッカー攻撃の標的はレポートによれば米国および世界の数百の機関であり、米国の政府、軍の機関もこれに含まれている。米英の情報機関はハッカー攻撃は世界全体を網羅しているものの、その標的の大半は米国および欧州と強調している。
レポートはハッカーの行動メソッドを詳細に記載し、攻撃を受けないためのアドバイスを行っている。