南極の最高気温が18.3度に上昇=世界気象機関

© 写真 : Pixabay / Martin FuchsАйсберг в Южном океане
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世界気象機関(WMO)は2020年2月に南極のエスペランサ基地で確認された18.3度の気温が同大陸における観測史上、最高気温であることを確認した。それ以前の最高気温は2015年に観測された17.5度だった。

発表によると、WMOは2020年2月6日に南極のエスペランサ基地で確認された18.3度の気温が同大陸における観測史上、最高気温であると認めた。

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それ以前の記録は2015年3月24日のもので、同じ基地で確認された17.5度だった。

WMOのペッテリ・ターラス事務総長はこの点について、南極大陸は地球の中で最も早く気温が上昇する地域の一つであり、過去50年の間で南極大陸の気温はおよそ3度も上昇したという。それを踏まえ、この新しい記録は「我々が確認する気候変動と関連している」と指摘した。

WMOは南極条約の枠組みと共同し、この大陸を維持するため活動を続けていくと、 ターラス事務総長の公開した声明には記されている。

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