現地時間22時30分頃(日本時間11時30分頃)、専門家が建物に配備された砲弾を爆発させ、集合住宅の残存部分が解体された。マイアミ・ヘラルド紙の指摘によれば、崩壊した建物に向け計6回爆発を行った。
The remaining part of the Champlain Towers South building was demolished Sunday night, hours after the mayor of Miami-Dade announced the timeframe for demolition. As of Sunday, rescuers have recovered the remains of 24 people, with 121 still missing. pic.twitter.com/yJ69Oewzqf
— CBS News (@CBSNews) July 5, 2021
映像に見られるように、爆発の後、建物は完全に倒壊し、砂埃が数メートル上がった。
集合住宅の解体は、建物が崩壊し捜索作業を妨げる恐れがあることや、フロリダ上空でハリケーンが接近していることを受け決定したと報じられている。
米フロリダ州サーフサイドで先月24日未明、12階建ての集合住宅の一部が崩壊した。地元当局によると、全体のおよそ半数にあたる130戸が崩落した。この事故により現時点で24人が犠牲となり、121人が行方不明になっている。
バイデン大統領は同州に緊急事態宣言を発令し、連邦支援の提供を命じた。
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