国際通信社「ロシア・セボードニア」の記者会見で同専門家は、「各国の全体の死亡率は若干の違いはありますが、しかし、特段の差はなく、前年に比べ約19~20%高くなっています。つまり、これが新型コロナウイルスへの報復といえます」と語った。
ベレンコフ氏は、これら19~20%では、コロナウイルス自体に関係しているのは50%程度で、残りの死亡率は他の疾患によるもの、主には心臓や肺に関係した病気であると強調した。
新型コロナウイルス
新型コロナウイルスは、2019年末に中国の湖北省で発生したと予想される。
ウイルスはSARS-CoV-2と名付けられ、この病気が新型コロナウイルスを発生させた。同病の症状は高熱と呼吸困難、乾いた咳、時には味覚や嗅覚の喪失をともなう。
公式データでは、世界中でコロナウイルスに1億8000万人超が感染し、300万人以上が亡くなっている。
いくつかの国でワクチンが開発され、多くの国々で集団接種が行われている。