ブレント原油は、2018年10月30日以来初めて1バレル=77ドルを超えた。モスクワ時間5日19時15分(日本時間6日01:15)時点で、ブレント原油先物9月限は77.04ドルで取引された。
「OPECプラス」の閣僚級会合は5日に予定されていたが、参加者が非公式の協議を行ったため会合の開始が遅れた。リア・ノーボスチ通信が代表団の3人の消息筋を引用して報じたところによると、最終的にOPECプラスは会合を延期した。新たな日程はまだ決まっていない。
そのため、ブルームバーグが代表団のメンバーの話をもとに伝えたところによると、OPECプラスの割り当ては今のところ現状維持される。
サウジアラビアはOPECプラスの減産合意を2022年末まで延長する考えを示した。