同保健省の報告書によると、アルゼンチンでは「スプートニクV」は合計696万4344回投与され、同ワクチンに関連する可能性のある副反応の件数は3万8000件以上(接種回数10万回あたりでみると、副反応の件数は548.73件、重篤な副反応は2.78件)。
同省の統計によると、スプートニクVによる頭痛、筋肉痛、関節痛の件数は1万5278件。これらの症状に発熱が伴う場合の件数は1万4397件。
また、同国では英アストラゼネカ社製の新型コロナワクチンは合計696万4344回投与され、報告された副反応の件数は3543件(10万回接種あたりの副反応の件数は132.34件、重篤な副反応は3.07件)。さらに中国シノファームのワクチンは353万1420回投与され、同ワクチンに関連する副反応の件数は1270件(10万回接種あたりの副反応の件数は34.61件、重篤な副反応は1.19件)。
これよりも前、スプートニクVの安全性と有効性は、学術誌「ネイチャー」で確認された。