研究者らは今回、喫煙に関する37種類の研究を分析。その結果、現在喫煙している人は、喫煙しない人と比べて、認知症の発症リスクが30%、アルツハイマー病の発症リスクが40%高いことが分かった。また、喫煙量が多ければ多いほど発症リスクは高まり、1日にタバコを20本吸う毎に、認知症の発症リスクは34%上昇する。さらに喫煙は、脳卒中を発症する可能性を高めてしまう。
しかし、もし喫煙者が禁煙すれば、これらの疾病にかかる可能性は、時と共に減少するという。つまり元喫煙者のアルツハイマー病発症リスクは、禁煙から9年後には、喫煙したことのない人と同程度になる。
これよりも前、米オハイオ州の研究者は、新型コロナウイルスがアルツハイマー病の症状を引き起こすことを明らかにした。
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