総領事は「本日午前、アムール号に船舶書類が返却され、同船は母港に向かっている。日本に残っているのは3等航海士のみ」と語った。
ロシア船「アムール」号は(排水量662トン、乗船23人、母港ネヴェリスク)は5月26日、ロシア・サハリン南部のコルサコフ港から北海道・紋別港にズワイガニを運ぶ途中、紋別港北東23キロ地点で日本漁船「第8北幸丸」と衝突した。
アムール号は衝突を連絡。第8北幸丸は転覆した。日本船にいた5人はアムール号乗員により救出された。乗員3人は意識がない状態で、後に死亡が確認された。
6月初旬、日本側はアムール号3等航海士のパーベル・ドブリャンスキー容疑者を逮捕。日本刑法の業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑い。日本漁船の船長にも同法同条項が適用されている。
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