マイアミに拠点を構える動物救済団体「The Kitty Campus」によれば、崩落事故から2週間が経った今月6日、瓦礫のを歩き回る1匹の猫を現場のボランティアが発見した。
その後、同団体が引き取り確認したところ、この猫は建物の9階に住んでいたゴンザレスさん一家が飼っている「ビンクス」であることが分かったという。
翌日、ゴンザレスさんの長女が確認のため施設を訪問。2週間ぶりに愛猫との再会を果たした。
ゴンザレスさん一家は、母親のもう一人の娘は瓦礫の中から救出されたものの、父親は現在も安否が分かっていないという。そんな一家にとって、ビンクスとの再会は大きな希望をもたらした。
「The Kitty Campus」共同創設者のジーナ・ニコル・ブラセックさんはフェイスブックにビンクスの動画を投稿。この奇跡の再会について「この悲劇の中で一筋の希望の光だった。今日は最も素晴らしい日の一つとなった」とつづっている。