メルケル首相との共同記者会見中にバイデン大統領は、香港におけるビジネスの規制をさらに強化させる可能性があるかとの質問に対し、このように回答した。
香港情勢は悪化の一歩をたどっており、中国政府は香港へのアプローチについて約束した義務を遵守していない。
またメルケル首相は首脳会談で中国への対応についても協議したことを明らかにした。
私たちは中国について話をしました。中国は多くの分野においてライバルであり、中国との貿易は対等なスタンダードで実施する必要があることについて、両国が深く理解していることを確認しました。
その上で、メルケル首相は対中関係において米国、および欧州連合(EU)と緊密に連携する必要性を指摘した。また、デジタル化の時代において安全保障の問題は新たな次元に達しており、インターネット上の規範を共同で構築することも含め意見を交わしたという。
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