トヨタ自動車広報担当の長田氏はオンラインで報道陣に取材に応じ、五輪関連のテレビCMを国内で放映しないことについて「色々なことが理解されない五輪になりつつある」と指摘した。
具体的な理由については説明していないが、CMを放映することで関係選手への批判が強まる可能性や、企業イメージ低下の可能性を鑑み、判断したとみられている。
五輪への協力について長田氏は「徹底的にアスリートを支援し、大会関係車両などで貢献したい」と強調した。
スプートニク通信ではこれより前、日本人の3分の2が東京五輪は「安全、安心の大会」にならないと考えていることを取り上げた。朝日新聞社が17日、18日に行った世論調査で回答者の55%が東京五輪開催に反対、賛成は33%だった。菅首相が宣言した「安全、安心の高い」には68%が「できない」と回答。「できる」と回答した人は21%にとどまった。