ポリティコ紙の報道によれば、公式人、外交官、アナリストらの間から創設から72年が経過したNATOもそろそろ重要な地位に女性を任命する時期を迎えており、ロシアとの対立を考慮した場合、事務局長には東欧出身者であるべきで、それはロシアへの重要なシグナルになるという見解が聞かれている。
「この2つの条件を合わせると、可能性のある候補者リストにはすぐに3人の女性の名が挙がる。クロアチアの元大統領、グラバル・キタロヴィチ氏、リトアニアの元大統領、ダーリャ・グリバウスカイテ氏、エストニアの現職の大統領のケルスチ・カリユライド氏だ」ポリティコ紙はこう書いている。あるNATOの元大使はポリティコ紙からの取材に、英国もNATO事務局長に自国出身の候補者を積極的推挙しており、その中にテレザ・メイ元首相の名も挙げられている。
現職のストルテンベルグ事務局長は来年2022年9月に任期終了を迎える。
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