日刊スポーツは海外メディアを引用し、「ロシア選手団の選手村の自室にはテレビも冷蔵庫もなく、トイレも不足しており、選手団メンバーは『中世の日本みたい』と話していた」と報じた。
またデイリースポーツはロシアメディアを引用し、「フェンシングのイリガル・マメドフ監督が東京五輪の選手村の部屋が狭すぎるなどとして『中世のようだ』と批判した」と報じた。
日刊スポーツによると、これについて東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの大会組織委員会の橋本聖子会長は20日の会見で、「快適な場所を提供するよう、準備してきたと理解してきた」との認識を示し、ロシアチームに確認し、できる限りの対応をすると述べた。
また日刊スポーツは大会組織委員会を引用し、「ロシア側は有料で設置できるテレビや冷蔵庫などを申し込んでいなかった」と報じている。
デイリースポーツも大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンを引用し、テレビや冷蔵庫は有料で設置されるものだとし、ロシア側から発注がなかったと報じた。なお、今後発注があった場合は「できるだけ柔軟に対応する」という。
関連ニュース