研究チームは7年かけて、1200人の高齢者(平均年齢71.1歳)を対象に、視力とさまざまな認知能力との関係を調査した。視力検査は、視力、明るさ、立体視の3つの指標で行なった。
この研究の結果、視力と脳の老化には直接の関係があることが明らかになった。つまり高齢者の視力の問題は認知能力の低下を引き起こすということである。とりわけ危険なのは、明るさに障害がある場合で、この場合には脳の多くの部分の機能が低下することが分かっている。
スイスの学者チームが、視覚障碍者が物体の輪郭を形成する点を見ることができる目のインプラントを開発したというニュースは、スプートニクの過去の記事よりお読みいただけます。
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