米メディアによると、CDCのロシェル・ワレンスキー所長はブリーフィングで「ワクチン接種を完了した人がデルタ型に感染し、まれに他者にウイルスをうつす可能性がある。このため、ガイドラインの更新が必要だ」と述べた。
今月初旬、ワクチン接種を受けた生徒や学校職員には学校でのマスク着用の義務が解除されたものの、CDCは再び学校でのマスク着用の義務化を推奨している。
CDCは5月、ワクチン接種を受けた市民は屋内や公共の場所でマスクを着用しなくてもよいという勧告を発表した。バイデン大統領もこれを歓迎していた。
米メディアは、現時点では「デルタ株」が新規感染の83%を占めていると指摘している。