総務省消防庁によると、7月19日から25日までの1週間に熱中症の疑いで救急搬送された人は、全国で合わせて8122人に上った。前の週と比べると1.8倍となっている。
搬送された人のうち、23人が死亡した。また、搬送された人のうち、65歳以上の高齢者が全体の半分以上を占めた。
総務省消防庁によると、熱中症の発生場所で最も多いのは「住居」で、「暑くなってから」ではなく、事前にエアコンを使用し室内を涼しく保つよう呼びかけている。
気象庁の予報によると、8月2日ごろから広い範囲で平年より気温がかなり高くなり、35度以上の猛烈な暑さが続くおそれがあるとされている。