発表によると、ドイツ代表団はモスター氏を解雇し、近くドイツに帰国させることを決定した。
メディアの報道によると、28日に東京で行われた男子タイムトライアルの競技中にモスター氏はドイツのニキアス・アルント選手に対し、「ラクダに乗った選手らを追い越せ」と叫んだという。
German cycling director Patrick Moster was caught in camera shooting to his rider Nikias Arndt🇩🇪 to "Get the camel drivers" referring to Azzedine Lagab🇩🇿 and Amanuel Ghebreigzabhier🇪🇷 who were in front of him.pic.twitter.com/93F3kBOk81
— Saad M (@CoolTheCucumber) July 28, 2021
モスター氏は北アフリカのエリトリアとアルジェリア出身の選手らを念頭においてこのように発言した模様。
The sports director of the German Cycling Union has been sent home from the Tokyo Olympics after making racist comments during Wednesday’s men’s road time trial.
— Nationwide90FM (@NationwideRadio) July 30, 2021
Patrick Moster was caught making the remarks on German TV.https://t.co/i9YgdtYfeH
ドイツ五輪スポーツ連盟のトップで東京五輪代表団を率いるアルフォンス・ヘルマン氏は声明の中で次のように記している。
我々は彼が行った人種差別的発言に対する公的謝罪の誠実さを依然として信頼している。しかし、自らの発言によってモスター氏は五輪の価値観に背いた。誠実なプレイ、敬意、そして忍耐。これはドイツ代表にとって根本的原則である。
国際自転車競技連合は、モスター氏を解雇し、同士に対する調査を行うとしている。
関連ンユース