研究者らは、新型コロナ感染者およびコロナに感染はしていないがこうした症状を克服した管理グループの患者で急性心筋梗塞と虚血性脳梗塞の発生頻度を比較した。研究者らは、新型コロナウイルスはこれらの病気の発症リスクを約3倍に引き上げると発表した。この関連性は年齢や性別、社会的経済的要因を考慮した上でも維持された。
研究者らによれば、プロジェクトには8万6742人の患者が協力し、この手の研究としては最大規模となったという。
世界保健機関(WHO)のデータでは、毎年、心血管疾患により1700万人超が亡くなっているという。専門家らは、早期の心筋梗塞と脳卒中の約80%は予防可能だと考えている。
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