整備局の発表によれば、感染したのは同事務所の同じフロアに勤務する20代から60代の男女15人。7月29日に1人、31日から8月3日に残り14人の感染が発覚し、保健所からクラスター認定されたという。
このうちの7人は7月28日、福岡市内の居酒屋で3時間ほどの懇親会を実施。懇親会は職員の永年勤続表彰を祝う目的で開かれ、管理職も参加していた。7人は全員感染し、同じフロアの職員にも感染が広がった。
福岡県内では当時、飲食店の時短営業は行われていなかったがものの、同省は感染対策として全職員に対し、4人以上の会食を控えるよう通達をしていたという。
これについて整備局は3日、「極めて遺憾であり、重く受け止めている。地域の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫びする」とのコメントを発表した。