朝日新聞によると、大会組織委員会の広報担当者は「保健所の認定ではないが、組織委の判断としてクラスター(感染者集団)が発生したと言わざるを得ない」と説明。
同紙によると、 選手村に滞在していたギリシャ代表の選手およびスタッフ12人のうち5人に新型コロナウイルス検査で陽性が確認。残る7人の一部が濃厚接触者と指定されたことから、組織委はギリシャ五輪委員会に選手村外の待機施設へ移ることを提案し、ギリシャ側が受け入れた。8月3日までに7人全員が選手村を離れたという。
ギリシャ五輪員会はこれより前、感染者が出たことから3日のASデュエットを欠場し、6日からのチームにも出場しないことを発表した。
東京五輪組織委は4日、大会関係者の29人に新型コロナ感染が確認されたことを発表した。大会期間中の24時間の感染者数としては最多を更新した。