同紙は、今回のロシアと中国の演習は、いかなる第三者に向けられたものではないと強調している。演習の目的は、中央アジアの安全と安定、上海協力機構の団結と結束を共同で守るというロシアと中国政府の決意を示すことにある。
さらに同紙によると、新型コロナウイルスのパンデミック以来、中国の領土で初めて行われる合同演習は、米国の政策が世界にさらなる混乱をもたらしていることから、米国は他の地域の国内問題に干渉する必要はないということを米政権に明らかにさせるものだという。
この合同軍事演習は、陸・空軍による共同作戦の形をとっており、ロシアや中国を含む中央アジア諸国の地域の安全を脅かす3つの勢力「テロリズム、過激主義、分離主義」を主な対象としている。
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